着物などに用いられる日本の伝統的な紋様をイメージとした「和柄バーテープ」です。
矢羽、トンボ、桜、唐草、毘沙門亀甲の5つの伝統的な紋様と落ち着いた色合いは、現在の主流である原色や蛍光色系のバーテープとは一線を画するスタイルです。
紋様にもそれぞれ意味があり、紋様に込められた意味も選ぶポイントです。
■矢羽:「破魔矢」と同じく縁起物の代表的な紋様です。
■トンボ:戦国武将も兜に描いたように「前に進むのみで後には下がらない」と意味で勝虫とも呼ばれました。
■桜:桜柄は五穀豊穣の象徴
■唐草模様:長く伸びたツタの模様は繁栄や長寿を意味します。
■毘沙門亀甲:七福神の1人である毘沙門天は戦勝、必勝の神でこれに仏様の守り神である亀の模様を加えたもので福財をもたすといいます。
■隈取:隈取とは、歌舞伎独特の化粧法。芝居小屋などにおいて遠くの観客が役者の表情を見やすくするためのもの。
■青海波:無限に広がる波の文様に未来永劫の願い人々の平安な暮らしへの願いが込められています。
■吉原つなぎ:四角形の四隅をくぼませた形を繋ぎ合わせて縞にした模様です。
■夜桜:桜柄は五穀豊穣の象徴。豊かさや、新しいことが始まるという縁起の良い意味も。